【本から学ぶ】学生が企業を見分ける3つの質問
こんばんは、タイラーです。
本日読んでいる本はこちら。
「経営者の教科書 成功するリーダーになるための考え方と行動」小宮 一慶(ダイヤモンド社)
これは経営者になるための「考え方」を醸成するための本です。
次の仕事は少しばかり経営寄りの仕事となるため、こういった本にも目を通すようにしています。
この本の中で「おや?」と思う箇所がありました。
「学生が企業を見分ける3つの質問」
おやおや、これはこれは。
前職と少しだけ関わりのあるテーマであったため目に止まったわけです。
3つの質問、紹介しましょう。
①御社の一番大きなお客さまはどこですか?
答えはどこの会社でも構いませんが、ポイントはその会社を「さんづけ」したかどうか。
一番大きなお客さま=最も大事なお客さま。
その相手を「さんづけ」しないようでは「お客さま第一」なんて思っていないわけです。
②御社のミッションやビジョンはなんですか?
ミッションやビジョンは「社会に貢献する」や「お客様第一」などの内容になる場合が多いです。
相手が何も見ずにスラスラと口から出るかどうかがポイント。
つまり、社内でミッションやビジョンが浸透しているかどうか、なんですよね。
③ルンルン気分で会社に来られていますか?
先の2つの質問がクリアできても、楽しくなければ良い仕事はできません。
「仕事楽しいですか?毎日楽しいですか?」とも言い換えられますよね。
これは裏を返せば、会社が従業員に働き甲斐を与えているかどうか、「目的」と「目標」を取り違えていないかどうかのチェックポイントでもあります。
余談になりますが、前の会社では経営者が
「問題解決が仕事の目的だ」と言い切っていました。
これを聞いた瞬間、この会社やばっ。転職しよ(; ・`д・´)って決意しました。
これは仕事の目的をダイナミックに勘違いしている一例です。
「目的」とは「存在意義」
企業やその仕事の目的とは、
・良い商品やサービスを社会に提供しお客さまに喜んでいただくこと
・それを通じて、働いてくれる仲間を幸せにすること
・地域社会に貢献すること
など
これが「目的」のあるべき姿なはず。
目的って壮大なものなんですよ。
しかし仕事の目的が「問題解決」とは。
問題解決って「マイナスをゼロ以上に持っていくこと」ですよね。
もちろんこれも仕事の中に含まれますが、これは仕事の「目的」では決してありません。
(こんなこと言ってるから社員が死んだ魚みたいな目になっちゃうんだよ)
学生が企業を見分ける3つの質問(まとめ)
①御社の一番大きなお客さまはどこですか?
②御社のミッションやビジョンはなんですか?
③ルンルン気分で会社に来られていますか?
今回は「学生が企業を見分ける3つの質問」という箇所のみ取り上げましたが、これは良い会社かどうかを判断する大切な基準になります。
私は「良い会社」で経営に尽力していきたいと考えています。
今のところ会社規模では他社には勝てませんが、「働く仲間の幸福度」でナンバーワンを目指します。
経営者じゃなくても学ぶところは多いので、この本おすすめ_(:3 」∠)_