【第十一話】鳥かごのリアリストと夢見がちなスターゲイザー
皆の者、御機嫌よう。清盛だ。
今日は雪で外に出るのが億劫になるのぉ。
こんな日は喫茶店にこもり情報収集とブログ更新をすることにする。
雪で憂鬱な日でも、ここでは贅沢な時間が流れておるぞ。
こんな憂鬱な天気の日に、少し心温まる物語をご紹介する。
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「鳥かごのリアリストと夢見がちなスターゲイザー」
夢見がちなスターゲイザーはいつも星ばかり見ている。
来る日も来る日も、星ばかり見ている。
対岸には鳥かごのリアリストたちが住んでいる。
彼らはほとんど鳥かごのような家から出ようとはしない。
こんなに星空がきれいなのに。
「おーい、みんな、ここからはとってもきれいな星空が見えるんだ。こちらにおいでよ!」
スターゲイザーは何度もリアリストに呼びかける。
ただ、彼らは隣人の顔ばかりを気にして、誰も川にかかる橋を渡ることはなかった。
ある時、仏頂面のゴーレムと異形のトロルが現れた。
リアリストたちはただただ「こわい」と思った。
リアリストたちは鳥かごの家で身を守った。
スターゲイザーは「おもしろそうだ」と思った。
スターゲイザーはゴーレムとトロルと対話をすることにした。
対話によって、スターゲイザーはさらに彼らに興味を持った。
ゴーレムは力持ちで心優しい性格だった。
トロルは行動的で愛嬌のある性格だった。
スターゲイザーは星を眺めながら彼らに夢を語った。
スターゲイザーの夢は、「みんなが笑顔で幸せに暮らせる世界を作ること」。
対話をしているうちに、ゴーレムとトロルはスターゲイザーのことが好きになっていった。
翌日からゴーレムとトロルは動き始めた。
ゴーレムは力持ちだから、石や木で町の基礎を作り始めた。
ゴーレムはみんなが笑顔で暮らせる街を作りたかった。
トロルは行動的だから、森や川にいろんな種類の食材を採りに行った。
トロルは日々の食料を提供して町で暮らすみんなを笑顔にしたかった。
スターゲイザーはゴーレムとトロルに夢を語り続けた。
時が過ぎて、スターゲイザーとゴーレムとトロルが暮らす家の周りには大きくて魅力的な町ができあがった。
スターゲイザーは対岸のリアリストたちに呼びかけた。
「おーい、みんな、ここに立派な町ができあがったんだ。ここは素敵な星空が見える町なんだ。こっちにおいでよ!」
リアリストたちはスターゲイザーの声に耳に傾けるようになった。
一人、また一人、リアリストたちは橋を渡ってスターゲイザーたちの町に移り住むようになった。
さらに時が経ち、街ではたくさんの人が暮らすようになった。
その町は笑顔であふれ、人々が幸せに暮らしていける空間ができあがっていた。
スターゲイザーとゴーレムとトロルはみんなの笑顔を見てうれしくなった。
3人はこの町を「ユートピア」と名づけた。
気づけば町の人々は鳥かごのリアリストではなくなっていた。
みんなが星を眺めるスターゲイザーになっていた。
おしまい。
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作:清盛(゚∀゚)オレオレ
いかがだったかの?
私が常日頃感じていることを物語にしてみたぞ。
このブログを読んでいる者であれば、この物語で伝えたいことがわかるはずだ。
スターゲイザーは夢想家、イノベーターやアーリーアダプターになり得る人間だ。
一方リアリストは現実的な思考を持つ「その他大勢」を指す。
リアリストは遅れてくるマジョリティーだ。
ゴーレムは資産運用におけるキャピタルゲイン。
保有する資産の価値が変動することにより得られる利益。
トロルは資産運用におけるインカムゲイン。
ある資産を保有することで継続的・安定的に得られる収入。
これは仮想通貨にも当てはまるだろう。
イノベーターやアーリーアダプターはすでに参入している人間だ。
これからマジョリティーが参入してくるとさらに大きな市場になるだろう。
これまでの仮想通貨界隈ではその通貨そのものの価値上昇によるキャピタルゲインを狙った投資が主流だっただろう。
しかし最近では保有しているだけでインカムを得ることができる銘柄も注目されている。
資産価値が上がるだけでなく、単純に枚数が増えていくのはなんとも気持ちの良いものだ。
こちらについては改めて記事を書いていきたい。
結局のところ、私は仮想通貨に投資をすることが最終目的ではない。
仮想通貨によって得た利益を「みんなが笑顔で幸せに暮らせる世界」のために使いたいと考えている。
私は夢見がちなスターゲイザーなのだ。
っていうか、この物語を絵本にしたらすごくよくない?
コレよくない?よくないコレ?よくなくなくなくなくなくない?(゚Д゚)
by スチャダラパー
日本って学校でお金の教育をしないから、こういう絵本で子どもの頃からお金の勉強をする。
お?なんかビジネスの香り?(´ρ`)
具現化していこう。日本を変えていこう。
誰か、一緒に絵本作らぬか??(*´з`)
というわけで今日の一曲はどうしてもコレになっちゃうよね。
ブギーバックのメロディーに乗せてトーキョーカルチャーを振り返ってみてね。
BEAMS40周年記念『今夜はブギー・バック』で観るTOKYO CULTURE STORY/BEAMS40周年記念動画『今夜はブギー・バック』MV
よくないコレ?これよくない?よくなくなくなくなくSay yeah!!!!!(゚Д゚)
Say, Hey yeah!!!!!!(平家)
皆の者もアーリーアダプターになろうぞ。Say yeah
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