世界初のヴァーチャル国家「Bitnation Pangea」にJoin!!
こんにちは、タイラーです。
まずは下の動画をご覧ください。
Bitnation、ちょっとおもしろそうなプロジェクトではないでしょうか。
日本人でBitnationを紹介している方があまりいなかったため、私なりに少し調べてみました。
- Bitnationとは
- CEO susanne tarkowski tempelhofとはどんな人物か
- Bitnationと宇宙開発
- Bitnationとエストニア
- Bitnationとイーサリアム
- PATトークンとは
- PATトークンのパブリックセール
Bitnationとは
独自のIDカードやブロックチェーン上での結婚など今まで国家が提供してきたサービスを提供する。
BITNATIONは伝統的な政府が提供する、紛争解決や保険、安全保障(その他さまざまなサービス)を提供する。
これは国籍や住んでいる場所は問わず、分散的に、自発的に受けられるサービスだ。BITNATIONは国籍が何なのか、居住地がどこなのか、どんなパスポートを持っているのか、そういったことは全く関係いない。
誰もがハイエンドな行政サービスを受ける資格を持ち合わせている。BITNATIONの操作はブロックチェーン上で行われる。
安全に暗号化され、誰もが見ることの出来る台帳は世界中の何百万人ものユーザーに供給され、P2Pでの統治を確かなものとする。
2014年にsusanne tarkowski tempelhofによって設立されたプロジェクトのようです。
ブロックチェーン技術を利用してヴァーチャル国家を作ろうという試み。
始めてWEB上で記事を読んだときは、「他のプロジェクトに比べてすごくぶっ飛んでるなぁ」と感じました。
あまりにも非現実的なものに感じたため、当初はスルーしていた案件です。
しかし、目まぐるしい技術革新の時代、この「ぶっ飛んでる」という感覚が次の時代を作っていくのかもしれないと思い始めました。
CEO susanne tarkowski tempelhofとはどんな人物か
TEDにも登壇したことがあるようです。
(語学力がないため、何と言っているかは理解できません。すみません)
To be governed by TED: Susanne Tarkowski Tempelhof at TEDxGöteborg
Susanne Tarkowski Tempelhof 1983年生まれ、Gothenburg, Sweden出身
学歴:なし
職歴:Susanneは国際的な事業家であり、tech投資家、作家である。
彼女は、スエーデン、フランス、ブラジル、中国、アフガニスタン、パキスタン、アラブ首長国連邦、リビアそしてエジプトで働いていた。2008年、アフガンで最初の戦略的コミニュケーションカンパニーであるWise Strategic Communicationを設立、2011年に売却。
2011年のアラブの春に続いて Shabakat Corporationをエジプトとリビアで設立し、現地の草の根運動をサポート。
内戦後にクラウドファンディング、デジタル通貨やブロックチェーンアプリケーションを通じて自由な世界の先駆けとなるようShabakatをブロードテクノロジーカンパニーとした。
2014年出版 “The Googlement – The DIY Guide To Starting Your Own Nation (And Changing The World)”の著者でもある。
2012年にビットコインに出会い、ブロックチェーン技術が世界を変えられると信じ、自らプロジェクトを興したようです。
アフガンやアラブでの経験が「バーチャルな国家」を生み出すことに繋がったのではないでしょうか。
現在35歳。まだまだ若い。可能性を感じます。
同世代ということもあり、このような革新的な取り組みを応援したくなります。
Bitnationと宇宙開発
新たな分散化宇宙調査ベンチャーが開始された。ビットネーションとスペースチェーンのパートナーシップによって行われる。
R.O.S.S.(Race to Open Source Space)は小さなロケットで2つのチームによって作られた。
このプログラムの任務は、国家そしてプライベートビジネスによって運営されている宇宙開発と直接競争することだ。ビットネーションCEOのSusanne Tarkowski Tempelhofはこのように説明している。
宇宙開発は伝統的に国家が行ってきました。この大きな理由としては莫大な資金が必要だからです。しかし最近はプライベートセクターに移行してきています。これはテクノロジーの民主化のほんの始まりに過ぎません。私たちはこれをさらに加速させ、政府以外の人々にアクセスできるようにするだけでなく、オープンソースにし、DIYフレンドリーにします。
イーロン・マスクのスペースXの登場により、宇宙開発は今まで以上に脚光を浴びる産業になっています。
「テクノロジーの民主化」
イーロン・マスクと同じく、PayPal創業者であるピーター・ティールも著書やインタビューの中でテクノロジーの重要性を語っています。
「グローバリゼーション」というのは、「1からnへの拡大」です。
つまり、実際に機能しているものをコピーし、それを水平に展開することです。
タイプでいうと、グローバリゼーションというのは、「広げていく進化」だと考えることができます。一方、「テクノロジー」というのは、「0から1を生むこと」です。
つまり、新しいことをスタートさせること。
テクノロジーというのは、タイプでいうと、集中的に「深く掘っていく進化」だと考えています。引用元:『ゼロ・トゥ・ワン』対談 賛成する人がいない、大切な真実とはなにか。 ピーター・ティール Peter Thiel × 糸井重里 Shigesato Itoi - ほぼ日刊イトイ新聞
Bitnationの宇宙開発、またBitnationのプロジェクトそのものが「ZERO to ONE」だと感じました。
Bitnationとエストニア
難民に対してブロックチェーンIDやビットコインデビットカードを提供する分散型統治プロジェクトのビットネーションはエストニアのe-residentsに対して公証サービスを提供する。
エストニアのe-residencyとは、非居住者に対して安全なデジタルアイデンティティーをエストニアが発行し、永住者同様のIDを提供するサービスである。これは2014年12月1日より開始されている。
2015年12月1日より開始され、e-residentsはどこに住もうが、どんなビジネスを行おうが、婚姻の証明、誕生日の証明、ビジネスの契約などの公証サービスを受けられる。
e-residencyはエストニア政府がID発行する「公の」サービスです。
エストニアは世界有数のIT国家。
国家と提携しているというのはかなりのアドバンテージではないでしょうか。
e-residencyそのものもとてもおもしろいサービスです。
非居住者でもエストニアのIDが発行され、エストニアで会社を設立することも可能です。
Bitnationとイーサリアム
Bitnation(ビットネーション)が やりたいことは『国家が提供している地理的なアパルトヘイトを排除し、より良く安価な統治サービスを提供すること』だとSusanneは話している。
Bitnationのガバナンスプラットフォームが現在焦点を当てているのが紛争解決と安全保障である。これを強化するために、ブロックチェーンテクノロジーを利用する。特にイーサリアムのブロックチェーンを利用する。
Bitnationはイーサリアムのブロックチェーン技術を利用します。
Bitnation CEOのSusanneは、イーサリアムのリードデザイナーであるAlex Van de Sandeと共にライブブロードキャストでDBVN(分散型でボーダレスな自発的国家)のローンチについて語っています。
PATトークンとは
The Pangea Arbitration Token(PAT)は、パンゲア管轄区内のERC20互換のアプリ内トークンである。 PATトークンは、シチズンが契約を結んだとき、契約を正常に完了したとき、または契約に付随する議論を解決したときに発行されるシチズンの評判証明である。 PATはアルゴリズム評判トークンで、 購買力、人気、または注意ではなく、業績に基づく仲裁通貨となっている。
引用元:Bitnation: ブロックチェーン上に国家を作るプロジェクトはシチズンの評価証明となるPATトークンのセールを行う
ブロックチェーンベースの統治システムPangea内で利用されるトークンですね。
Pangea v.0.3.3がアンドロイド版でリリースされています。
このアプリケーションでは誰でもBitnationのシチズンとなることが可能で、ETHやPATトークンのウォレットとしても機能します。
私はiOSなのでまだダウンロードして使用することができません。
近々iOS版もローンチされるのではないでしょうか。
昨年10月からPATトークンのプレセールが開始され、24時間で130万ドルを調達したようです。
PATトークンのパブリックセール
Bitnationのパブリックセールが本日16:00 CETよりオープンした。初日には10%のボーナスが追加される。さらに最初の週には5%のボーナスが追加される。
3月26日よりパブリックセールが行われています。
私はヴァーチャル国家の可能性に投資するつもりで、初日にセールに参加しました。
開始価格は0.091 ドル/PATに設定されており、オークション形式での販売となります。
セール終了日の4月25日時点でのオークション最終価格によりトークンの配布数が決定されるようです。(よく理解していません、すみません)
売れ残り分はバーンされずに、全トークンをセール参加者に配布するとのことでした。(おそらくTelegram情報です)
※取引所から直接イーサリアムを送付しないこと
私はMyEtherWalletよりイーサリアムを送りました。
「GET PAT TAKENS」よりセールに参加できます。
ICOに参加したことがある方は簡単に参加できるでしょう。KYCはありません。
3月31日現在、914ETH(時価約4000万円)を調達しています。
ICO評価サイトでも高評価なので、私自身かなり期待しています。
Bitnationの「ヴァーチャル国家」に可能性を感じた方は参加されてはいかがでしょうか。
ヴァーチャル国家の市民になりましょう。
これからも情報を追っていきたいと思います。
Say, Hey yeah